有馬温泉 池坊満月城ホテル火災

1968年11月2日AM2時40分頃出火。

収容人員800名以上の有馬温泉では歴史のある旅館で出火当時は「仁王殿」「中の丸」「本丸」「西の丸」に隣接した「北の丸」を建築中であった。 地下ボイラー室から出火し、6棟6,630m2を焼失し、 新婚旅行客や団体客等、246人の宿泊客中、死者30人、負傷者44人を出す大惨事となった。

このホテルの自動火災報知設備は建物の一部にしか設置されておらず、 宿泊客は煙が自室に侵入してきて初めて火災とわかる有様だった。 また、その他消防設備である消火栓、避難設備、消火器等はすべてに渡り不備があった。 消防署は事前に指導していたが、旅館側は誓約書を出しただけで、実際は改善されていなかった。 設備の不備に加え、迷路のように増改築された建物構造と、建材から発生した有毒ガスにより、 避難が一層困難となり、多くの犠牲者を出すこととなった。